さらなる良質なアクションゲームへの進化
ネタバレなし。
前作『The Last of Us』をプレイしていなかったので連続でプレイしました。
『The Last of Us』はプレイヤーに非常に良質なゲーム体験をさせてくれました。PS3最高傑作と言われるだけあると納得させるだけの面白さでした。
今作『The Last of Us Part II』はどうだったか。残念な出来であると言わざるおえないのが正直な所です。
アクションなど前作から正統進化しておりより楽しめます。
敵は多く、感染者(インフェクテッド)は素早くなり、人間は連携を取り襲い掛かってくる。その為に戦闘スピードが上がっており難易度は前作よりも上がっている。
『The Last of Us』をプレイし続編として非常につらいストーリー。
『The Last of Us Part II』のゲームコンセプトは何か?
前作は『ゲームと映画(ドラマ)の融合』もしくは『ゲーム性のある映画(ドラマ)』をコンセプトにしている事は明らかだろう。
そのコンセプトにあったストーリー、アクション、リニア形式のフィールドなど全ての要素が一体となりすばらしいゲーム性を持った。それにより、主人公(ジョエル)をプレイするうちに感情移入し共感することができた。
前作をプレイしたプレイヤーはそのような体験ができる事を期待しプレイしただろう。しかし今作は別のコンセプトで作られた事は明らかです。
そのことはIGN Japanのインタビュー記事にも書いてあります。※リンク先は重要なネタバレが含まれます。
ゲームは前作をプレイしたぼくに全く別の感情を強要してきました。その結果としてネガティブな感情が常に付きまといながらプレイする事になったのです。それは苦痛との戦いでした。
総括
評価:☆☆☆
多くの面で進化しているがあらゆる歯車がかみ合わず前作にあった映画的な一体感はなくネガティブな要素が目立ってしまっているように感じたが、引き込まれる要素もある。アクションゲームとしてはおすすめできる。
難易度:☆☆(Normalを選択)
前作よりは難しい立ち回りが必要になったが、ごり押し可能なため難易度は高くない。
クリアー時間:17時間23分
ジャンル:サバイバルアクション
対応機種:PlayStation4
開発元:ノーティードッグ
発売元:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
プレイヤー人数:1人
発売日:2020年6月19日
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